2016-11

2016年の夏休み(ちょこっとチャリ旅 part3)

12時30分。
峠まであと14km。
暗くなるのは19時くらいだから、遅くても峠には17時までには着きたい。

「焦らず確実に行くぞ!」
深呼吸をしながら、こまめに水を飲みながら進む。

ところがだ。

100mも歩かないうちに息が上がるようになってきた。
徐々に休憩時間の方が長くなり、POLICE GATEを出発してから、3時間で5kmくらいしか進めていない。

選択の時間だ。

15時30分。
峠まであと9km。
さっきから、ちょっとした未舗装道路だ。

●今からレーに戻れば、下りの30km。明るいうちに宿に入れる。
●このままこのペースで歩けば21時過ぎに峠につく。もしかしたら、もっと遅いかもしれない。
 交通量は減るし、ライトもあるから歩けないことはないが、標高がさらに高くなること(呼吸状態と寒さ)が心配。

今日の朝までは「ダメなら戻ればいいだけ!」って自分に言っていたのに、戻りたくない。
きっと何回繰り返しても、「今の」私には4000m以上では自転車に乗れないと思うから、これ以上のペースは出せないだろう。
つまり戻るということは、今回は諦めるということになる。

どっちの選択も嫌だ。

悪あがきをしながら歩いていたら、あるものが目に入ってきた。
DSCN7679_convert_20161104105208.jpg
それと同時に旅友たちの、「1面でも壁があれば大分、風は防げる」「野宿をする時は大勢の人の中か、誰にも見つからないところのどっちかがいい」という言葉を思い出した。

●ここで野宿する。
選択肢が一つ増えた。

・人による危険:車かバイクしかここは通らない。簡単には来れない。ここは死角で気付かれにくい。                   
・寒さ対策:この時期のカルドゥングラ(5600m)の夜間の気温は-5℃。吸汗、速乾のインナー、セーター、フリース、ゴアテックのレインコートなどでいけるだろう。
・高度順応:覚醒時は呼吸を整えれば適応できている。水と食料、高山病の薬もある。夜はどうせ寝れないだろうから、大丈夫。
・何かあったとき:5km下れば、POLICE GATEがある。

心と身体がこの意見に賛成した。
これに決めた!

ツアーで上っていく車を止め、電話を借りた。
Tashiに「元気!もうすぐカルドゥングラに着くと思う!今日は予定してた村で寝れそう!」と電話して、穴へ移動。

人生初の野宿だ。
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プロフィール

Orange☆

Author:Orange☆
今年、めでたく三十路の仲間入りを果たしたOrange☆と申します。
8月からチャリを持って、世界をちょこっと旅しようとかと思っている者です。

以後、お見知りおきを♪

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