2017-08

病は気から。

※今回は9割以上、ただの私のストレス発散なので、嫌味が多く、見苦しいです。

でも、一人の胸の中じゃ我慢の限界だったのと、ようやく気持ちを立て直せたので、残しておきたくて書きました。



コートジボワールから飛行機でマダガスカルにやって来ています。

気温が10℃くらい低くなったことに、空港で気付いた自分にびっくりしました。苦笑

コートジボワール同様、たかり屋とバカにするのが趣味な人たちの中を走っていたある日。
ソーセージに当たり、下痢をしました。
何も問題なかったので、走り続けてると、2日後に38℃前後の発熱が。

マラリア特有の急激に上がって、急激に下がるわけでもないし、食欲旺盛だったので、持参薬で様子を見てしまいました…。

次の日、薬の効果が出なくなり、病院に行こうとしたら日曜日は病院も薬局も閉まってたため、発熱3日目にようやく受診。

経過を書いたメモを見て、お腹を触った後、食中毒ということで抗生剤の注射と解熱剤を貰ってホテルへ。

軽減するどころか、40℃まで見え出し、激しい頭痛、一口でも口に入れれば吐きそうになる。

尿を見ればというか、私の体に入る水分量と出る水分量を考えれば、脱水です。

次の日、採血と水分補給の点滴をお願いしても、「飲みなさい、食べなさい。」「心配ない」「必要ない」としか言われず。

点滴のできる病院はどこにあるのか尋ねると、彼のもうひとつの職場に連れていってくれました。

点滴はしてくれたけど、何を理由にこの輸液を選んだのか分からないし、こんなに脱水の人に何で24時間かけて500mlしか入れないのかも分からない。
しかも実際に入ったのは、たったの200ml程度。

そして何故、このタイミングでしようと思ったのかも分からないけど、マラリアチェック。しかも陽性。
潜伏期間内に思い当たる節はないけど、チェックがそう出たならそうなんだろう。

どうなったら陽性で、どうなったら陰性なのか知らないけど。

半日で7回下痢をしても、何も補充されない。
薬を使う前に領収書を持ってきて、払うんだけど、未開封の薬だらけ。
ピッタリ払えなかったときのお釣りは何回言っても、戻ってこず。
100回言っても、戻ってこないでしょう。

熱は変わらないけど、頭痛が和らぐときが出てきたとき、思ったんです。

今、ここで私が死んでも、ここにいる全員は「先生、頑張ったのに残念でしたね。」と思うだけなんだろうな。
そんなことより遺体はちゃんと母の元にとどけてくれるんだろうか?
最後のご飯がオレンジになるのか、って。

そして、この不安と恐怖、孤独感が私の最後の感情になるのか、って。

すると、思い出したんです。
マダガスカルにある日本大使館には医療担当の方がいる、ということを。

そこからもスッタモンダはあったけど、連絡を取ることができ、首都の病院に行くことに。

10倍の値段をぼったくられてたらしいですが、無事に病院に行けました。
彼らは「貧しいんだ、お前たちは金持ちだからいいじゃないか。」と悪びれることはしません。
実際、車の中にいる私にお菓子やお金をねだる子どもがいると、「マダガスカルは貧しいからなー。」と笑って教えてくれました。

こういうことを言う人ほど、いい服来て、いい靴はいて、指やら首にセンスの悪い光り物を付けてます。
貧しいと言うなら、せめて貧しいフリだけでもすればいいのに。
貧しいのは金銭面じゃないんでしょう。

なんとか邦人もよく行くという病院にたどり着けて、ホッとしたのも束の間。
経過を聞いたあと、血圧を測った彼は「マラリアじゃないよ、元気ですよ、大丈夫。」と。

何でわかるのか聞いてみると、「力強く脈を打ってるから。」と。

じゃあこの6日間の高熱と頭痛と下痢はなんですか?病名を教えてください、と尋ねると「まだ検査もしてないから、知らない。」と。
血圧ひとつで元気ということは分かる彼なのに、不思議です。

ようやく、6日目にして、検査をしてもらえました。
問題ないよ!と言う彼の選んだチェック項目だけですが。

検査結果を待ってる間、発熱者の帰国時に必要な手続きって何だろう?それしか頭にありませんでした。

でも、実はずっと私のことを気にかけてくれていた女性がいたんです。
ずっと、心配してくれていた女性が。
受付のスタッフです。

何回も担当した彼に電話をしてくれていて、代わりの医師を紹介してくれました。

初めて、熱を測ってもらえました。
初めて、お腹に聴診器を当ててもらえました。

この医師はちゃんと症状を聴いてくれ、不安で押し潰されている私を理解してくれ、丁寧に質問に答えてくれました。

この二人に会えなければ、私は壊れていたと思います。
病じゃなくて、不安で。

国が違えば、医療も違う。
病気の認識も、死に対する認識も違う。

心のケア、インフォームドコンセント(十分な説明をした上での同意)に関しては、存在もあるのか分からない。

日本も他の国から見れば、いろんな面で遅れをとっているんだろうけど。

この約2ヶ月、違うことが楽しみじゃなく、苦痛にしか感じられなくなっている自分に、そろそろ旅の終わり時だと思っていました。

不満や怒りがあっても「何でよ!」と怒鳴ることなく、何も言わない自分を、6才若かった前回と違って、怒る気力と体力がなくなっていると思っていました。

でも違ったんです。
私がもうアフリカ人に諦めていたんです。
どうせ言っても分かんないでしょ?、どうせお金でしょ?、って。
めんどくさい人たち、って。

実際、9割はそうだと思います。
でも大事なのは、残りの1割の人たちと、その9割の人に対する自分だなぁと。

何が良いとか悪いとか、常識とか非常識とか、全く違うなかで私を想ってくれる優しさと、

何が失礼で、何がバカにしてる行為なのか、全く違うなかで私はどう受け取って、どうするのか。

正しい答えはないだろうな。
でも指を突きつけて怒鳴ることはあっても、もう目を逸らすことはないと思う。

今日、この二人に会えたことで「人と話したいな。」とまた思えたことが、涙と笑顔が止まらないほど嬉しかった。
本当に救われました。

悪い人ばかりの国なんてないんだから、と言ってくれた友人にも支えられました。

たった数分のやり取りで、頭痛はあるものの食べれる種類も増え、素直に笑えるようになりました。
単純。笑

病は気から。
これは本当のようでした。
そして、小さな病を大病にする。

そして、気持ちを立て直すのは自分自身だけど、そのきっかけをくれるのは人だから避けないで、と言ってくれた友人にも感謝。

※今回の反省点
1、大使館に外国人も使用している病院を確認してなかったこと。
2、自己判断するときは、そうであってほしいという想定じゃなくて、最悪の場合で想定すべきであった。
動けなくなってからじゃ、手遅れ。

※良かった点
プライベートタクシーの相場を知らないとはいえ、マダガスカルでこれはウソかも知れないとは思ったけど、捨ててもいい!と決断したこと。

これは、「たいへんよくできました◎」です。


※長い愚痴を読ませてしまい、すみません。
そして、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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Author:Orange☆
今年、めでたく三十路の仲間入りを果たしたOrange☆と申します。
8月からチャリを持って、世界をちょこっと旅しようとかと思っている者です。

以後、お見知りおきを♪

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