2017-07

EGYPT part2

5月15日火曜日、晴れ。

昨日と比べると、交通量が少なめ。
エジプトは道路が小さなでこぼこもなく、フラットでかなり走りやすい!
ただ、右側通行にはまだ慣れない。。。

50kmほど走ったところで、警察のパスポートチェック。
その後、「パトカーに乗って行きなさい。」と言われた。
「危険?自転車で行けない??」と聞くと、「OK!OK!」と返ってきた。

で、走りだすと背後に気配を感じる。
振り向くと、さっきの警察官たち。

「何?」

「危険だから、俺たちが後ろからついていくよ。」

「銃持った人とかいるの?」

「いや、いないよ!1~2人、ひったくりがいるくらいだよ。」

(え!それだけでついて来るの

最初、走れるならいっか!くらいに思っていたけど、あと60kmはある。
4~5時間、この人たちの時間を使うことになる。
そして、私の気も遣う。

よし!撒こう

<作戦その1>

「疲れたから、この町に泊まる!ありがとうございました!」
⇒「この町にホテルはないぞ。」          …失敗

<作戦その2>

「エジプト人の友達がいるので、電話して車で迎えに来てもらいます!じゃあ、バイバイ!!」
⇒「その友達の電話番号を教えてください。」     …失敗

<作戦その3>

「電話番号、教えて!着いたら、‘無事、着きました!’って電話する!」
⇒「ダメ!ダメ!」と大爆笑。

私の熱意(しつこさ?)に負けたのか、上司に聞いてくれた。
無線からアラビア語がしばらくながれた後、申し訳なさそうに「ごめん。ダメだ。」と、彼は言った。 

その顔を見たら、胸が痛んだ。

「安全に外国人をEl MINYAまで送る」という警察官としての責任感。
そして、私の自転車で走りたいという想いをつっぱねない、一人の人間としての優しさ。
どっちも壊しちゃいけない。

でも、諦めきれない。

道も天気も治安(多分)も良い条件で、4~5時間もあればあっさり着くのに。
これまでどんなに暑くても、どんなに上りがきつくても走ってきたのに。
私もチャリん子も、こんなに元気なのに。

でも、今日走った後、私は何を思う?

こんな簡単な道を諦めないといけないのはものすごく悔しいけど…

「乗せてください。」

そう言うと、彼はパァッと明るい表情になった。
今は悔しいけど、これで良かったんだと思った。

わがまま言って、困らせて、ごめんなさい。
そして、わがままに付き合ってくれて、ありがとうございました。

61km走った後、パトカーに60km送ってもらって、El MINYAに到着!

街に着いた後も、宿まで案内してくれた。
でも、この宿、警察官が常駐していて、「今日の予定は?明日の予定は?」と聞いてくる。

「何で知りたいの?」

「仕事なんだ。」

監視されてるみたいな気になって、他の宿に行こうとしたら、「俺は座ってるだけで、もう何も言わない。だから、ここに泊まりな、ね?」と。

そんなに危険な雰囲気、感じないけどな。。。。
聞いてもカタコトな英語力の私たちでは、会話が成り立たずよく分からないけど、「危険じゃない。」「ここは旅行者が少ないから。」「●○と★☆と▲△はこういうシステムなんだ。」だって。

その後も、買い物に行くと、荷物を運ぶのを手伝ってくれたちびっ子がついてきて、店主に注文してくれ、食べ終わるのを待ってくれ、宿まで送ってくれた。
「今日は1人で歩くことはできないのか???」と思ったけど、得意気なこの子の顔を見てると「こんな日があっても、いっか!」と思った。


5月16日水曜日、晴れ。

休息日。
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今年、めでたく三十路の仲間入りを果たしたOrange☆と申します。
8月からチャリを持って、世界をちょこっと旅しようとかと思っている者です。

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