2017-09

EGYPT part6

5月23日水曜日、晴れ。

最近知ったんだけど、エジプトの朝日は満月みたい。
輪郭がくっきりしてて、きれいなまんまる。

やしの木にはモヤがかかり、ナイル川には黄金色のまんまる太陽が映し出される。

これでアラブな音楽が流れたら、ラクダに乗ってこの画に突入しちゃう!ってくらい、アラブ

朝のこの時間が、一番テンション上がる

写真を撮った後、バイクに乗った2人組みの若者に道を尋ねた。
彼らは「あっちだ!」「こっちだ!」とあいまいながらも、最終的に1つの方向を指差した。

でも実は、反対方向に進んでたみたいで、逆戻りする。

そしたら、また分かれ道が出てきて、人が通るのを待っていると、さっきの若者2人が戻ってきた。

そして、何回も胸を触ってこようとする。
そして、「電話番号を教えて!」らしきことを、アラビア語で何回も言ってくる。

触られたくないし、電話は持っていないことをカタコトのアラビア語で返す。

すると、男がいきなりフロントバックからカメラを抜き取った!
「返してよ!」と男の腕を摑まえると、バイクが走り出す。


え!?うそ!!


本当は手を離すべきところなのに、びっくりしてしがみついてしまった。

その後、引きづられながらまるで他人事のように「写真、パソコンに移しとけばよかったな。」とのんきなことを考える。
でも、エンジン音が加速したのを耳にすると、さすがに真剣に考え始めた。

足、バイクに巻き込まれる可能性ある?
手を離したら、後ろから来た車に轢かれる??

てか、手、離すの怖いよ!!


でも、


降りるなら、今だ!

何も対策のないまま手を離した割には、擦り傷だけですんだ。

長いように感じられた時間も、たった100m引きづられただけで、きっと1~2分のことだったんだろう。

チャリん子の元へ歩いていると、次から次へおじちゃんたちが集まってくる。

「どうした?」

ただの擦り傷なのに、女の子があちこち傷をつくっている姿に悲しそうな顔をしたり、怒ったりしているおじちゃん達。

「警察へ行こう。」「病院へ行こう!」と言うおじちゃん達。
カメラは戻ってこないし、たいした傷じゃないから、さっさと駅に行きたい私。


結局、おじちゃん達に負けて警察へ。。。


顔もバイクのナンバーも覚えていないから、私にとっては意味がない。
お偉いさんは、後ろでマトリックスが流れている涼しい部屋で、紅茶片手に談笑。

「書類を作成する」というお仕事につき合わされてる気になってしまう。


警官たちは満面の笑みで「Welcome to Egypt!!(エジプトへようこそ!)」。
きっと、知っている英語がこれだけなんだろう。
ただ、このタイミングでは言わないほうがいいと思ってしまう。

そして、1人の警官に「彼らは泥棒じゃない。ただ、君と話したかっただけなんだ。」と言われた。
英語が得意そうじゃないから、違うことを言いたいのかもしれないけど、「He is not thief.But he is bad.」と何回も言われた。

気持ち的に疲れた。

隣の病院に行くと、イソジンらしきものでちょんちょん。

焼けるようにイタイ!!

しかも、ちょんちょんレベルで消毒はできてるのだろうか?
ただ、痛いだけなんじゃ。。。。

今度は何か薬剤を注射器に吸い始める。

擦り傷で、注射???

「いや、いい!大丈夫!」と言っても、通じない。
「何の薬?」って聞いても伝わらない。
アンプルを見ようとしても、「(切り口が)危ないよ!」と言いたいのか、すぐ取り上げられてしまう。
英語ができる人(医師)に聞きに行きたいのに、立ちふさがれる。

私は注射が怖くて逃げ出すちびっ子とは違う!!

ただ、ジェスチャーで「新しい針だよ。これはドラッグじゃない。お前のその傷に対しての薬だ。」みたいなことを言ってるっぽい。

抗生剤ってこと??

もういいや、打てばいいよ。。。

名前も効能も知らない薬をお尻に打たれる。


疲れた。。。


エジプト、あと400kmあるけど、もう走るのはやめておこう。
何かあった時、「あの時でやめておくべきだった。」と後悔するのが目に見えているから。


怒りとか悔しさとか何もなかった。
というより、実感がない。

ただ、ものすごく疲れていた。

電車に揺られながら、「一度はスタート地点をスーダンに換えたのに、何でやっぱりエジプトを走ろうと思ったんだっけ?」と考えた。

エジプトはどんな風景なのか?
どんな人が、どんな生活をしてるのか?
観光地以外の、エジプト人に会いたい!と思ったんだよな。

でも、思い出されるのは、嫌な思い出ばかり。
そして、その話を聞いていた時のムスタファさんの悲しそうな顔。

私も悲しくなった。



電車でASWANへ到着。
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● COMMENT ●

shutakuさんから、自転車でスーダンを走ること伺いました。私も海外を自転車で走った経験があるため、この時期のスーダンを走る事の大変さがよく分かります。心底感服します。しかも女性一人でとは。
私は、今ハルツームて仕事しております。もし、ご都合が合うようでしたら、お会いしてお話を伺いたものです。
スーダン人は、エジプト人と違い、素晴らしく人が良いです。私も以前、この国を走った時は、彼らの優しさに何度も触れることが出来ました。スーダン、気候は気候はかなり厳しいですが、無理せずに楽しんでください。

satoさん>コメントありがとうございます。
shutakuさんから、お話は聞いてました!
スーダン人の人の良さをものすごく楽しみにしているのですが、暑さはものすごく心配しています。
今いるAswanですら、夜も蒸して暑いです。。。

私もスーダンで暮らしている方のお話を聞けたら嬉しいので、ぜひ!
チケットが取れたら、5月28日の船でスーダンに渡るので、6月中旬くらいには首都に着く予定です。
Shutakuさんからメールアドレスを伺っても大丈夫ですか?

Shutakuさんがご存じでしたら、伺って下さい。もし、ご存じじゃなかったら。ご連絡いたらければと思います。

なんか読んでてハラハラしちゃったよ…。
カメラ悔しいね!ほんとむかつくよね!
かなり疲れているんじゃない?無理しないで楽しい旅にしてね。
でも、どーんと落ち込んでも、ちょっとしたことで復活するOrange☆ちゃんだから、
また楽しそうにしている記事を待ってるね。
私もルーも元気だよ!あ…、ルーはちょっとまだイマイチかも。
8月10日位にみんなで集まる予定。帰国はいつ頃なのかな?

ルー、まだイマイチですか?完治しないと、一喜一憂してしまいますね。。。
こっちもハラハラしてますよ。。。

保険の延長にトライ中で、帰国は10月末くらいにしたい予定です。
茶々丸に会いたいのに、まだ走りたいという、猫不幸なヤツです。。。

にゃうるーさんの予測どおり、もう、元気になっちゃいました(笑)
カメラも買いなおしたので、写真載せて、少しでもエジプトの雰囲気を伝えますね☆

悪縁苦闘していますね。
話には聞いていましたが、女性は中近東、北アフリカなどのアラブ諸国のイスラーム圏を周るのは大変ですね。
男性である自分は、せいぜい銭をちょろまかされたり、たかられたり、時には『両刀使い』(!?)から関係を迫られるくらいで済みましたが。
只今、アスワンとのこと。
エジプトを抜ければ、自然環境は厳しいけど世界一親切な国とも言われている、北スーダンの人々に救われますよ、きっと。

ほんとに悪縁苦闘ですね(苦笑)

ボッタクる店が多すぎて、買いたいモノを買うのに1時間かかったり、諦めたり。。。
親切そうな人に240ドルぐらい騙されてみたり…
ま、人を見る目がまだまだ!ってことですね(笑)

あと残り2日。
ボッタクりを楽しみたいと思います(笑)


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Author:Orange☆
今年、めでたく三十路の仲間入りを果たしたOrange☆と申します。
8月からチャリを持って、世界をちょこっと旅しようとかと思っている者です。

以後、お見知りおきを♪

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