south of SENEGAL and GAMBIA part2
<Joalにある貝殻島:Fadioth>
海沿いにある町:Joalには木の橋でつながっているFadiothという小さな島がある。
この島の住人は貝を食べるのが大好きで、捨てた貝殻で出来上がったんだとか。
道路や壁面など、あちらこちらに貝殻が埋め込まれている。
ここには国民の94%がイスラム教徒というセネガルには珍しい、教会とキリスト教徒の墓地がある。
そこに、縁あって出会ったちびっ子3人と行くことに。
貝殻に覆われたお墓は、綺麗な芸術品のよう。
お墓だから写真を撮るのは失礼だって思う気持ちと、綺麗だから撮りたいという気持ち。
あーだこーだ心の中で葛藤して、結局、数枚写真を撮った。
ちょっと後味悪く墓地を離れようとすると、ちびっ子3人が何回も墓地の方に振り返って、小さく手を振った。
「あ、ここは人が眠ってる場所だったんだよな。自分を正当化することに必死になって、ちゃんとここに眠っている人に話をしてなかったな。」って気付かされた。
フランス語でなんて言っていいか分からなくて、「A bientot.またね」って言うと、ちびっ子3人は笑って、「A bientot!」ってまた小さく手を振った。

素直に、誠実に。
大事なことを思い出せた、貝殻島でした。
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